今年度最後の棚田学校!
稲刈りも終わり、のんびりとした雰囲気が漂う棚田。秋の深まりを実感します。そんな折、今年度最後の棚田学校が10月14日(日)に開催されました。

前回ハサがけした稲をハサからおろす作業の「稲あげ」については、開催日までに雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気だったため、事前にスタッフで稲あげを行いました。脱穀の時に稲が乾燥しているかどうかが大切なのです。「変わりやすいのは乙女心と秋の空」とよく言ったもんだなぁ~と感嘆してしまいます。
そういうわけで、今回最初の作業は脱穀です。写真のようにハーベスターの左側から稲をいれるとモミとワラに分かれて出てきます。モミは袋の中へ、ワラは右側に出ます。

出てきたワラは写真のように束ねていきます。

ハーベスターは2台しかないため、脱穀作業と同時進行で「ハサ壊し」と季節外れの「ハサの支柱建て」を行いました。
中ノ俣は豪雪地帯!ハサの竹を取り外しておかないとハサがすべて壊れてしまう恐れがあるため、ハサ壊しを行いました。

取り外した竹は支柱に立てかけ、まとめて縛ります。

実は9月30日に到来した台風17号の影響でハサが支柱ごと倒れてしまいました。ハサの支柱を一から建て直すのはなかなか大変!そのため、人手のある時に支柱を建ててしまいたい!ということで季節外れではありますが、ハサの支柱建ても行いました。ハサの支柱建ても行うハサ作りは、お盆過ぎ~稲刈り前までに行うのが一般的です。
棚田学校の参加者の方からハサの支柱にちょうどいい太さ・長さの杉の木をいただきました。まずは枝が出ている部分や凹凸がある部分をチェーンソーで切ってなめらかにし、杉の皮を剥ぐ作業から。

杉の皮剥ぎは女性陣の仕事。木にナタで切れ込みを入れ、その部分をひっぱるとキレイに皮がはがれていきます。

その作業の様子を棚田学校最年少参加者の女の子が川柳にしてくれました。
「なたではぐ さけるチーズの杉の皮」
ステキな川柳ですよね!話は変わりますが、今回、棚田学校参加者の方々に川柳を書いていただきました。来年の春にこれら川柳を棚田の展望台へ飾る予定です。ぜひ、力作の数々を鑑賞しに棚田へお越し下さい♪そして、皆さんも棚田で川柳を読んでみませんか?
次に支柱を建てていきます。スコップと同じぐらいの長さまで穴を掘り、そこへ支柱を入れます。

3分の1まで土を入れたら、重みのある木で土を叩いて土を固めます。それを繰り返して支柱の根元部分をしっかり埋めていきます。

休憩時間には恒例の小昼タイム!今回の小昼は「ぼたもち」。棚田で採れたもち米“あくでん”を使用した粒あんとゴマのぼたもち。「ぼたもちが食べたかったの!」とすごく喜んでもらえ、美味しそうに食べてくれている様子をみると、作り甲斐を感じます。


午後からは、もみすりの機械が置いてある共同作業所でもみすり作業。もみすりとはモミからモミ殻を取り除いて玄米にする作業です。
今回ですべての作業が一段落し、夕方からは棚田学校の慰労会。棚田学校の参加者に講師陣が勢揃い!バーベキューに参加者の方が作ってくれた中華スープ、お母さん方の差し入れのおかずの数々が机に並びました。

美味しい料理を味わいながら、お酒を飲みかわし、ワイワイガヤガヤと楽しい雰囲気。会の最後には、参加者の方々から一言ずついただきました。ご夫妻で参加されている方からは、「棚田の作業を通して夫婦の愛
がより深まりました!」との名言も。いいですね~♪
皆さん、1年間お疲れ様でした!

今回で今年度の棚田学校は終了となります。田の畦塗りから始まり、手作業での田植え、田の草取りに炎天下の中での草刈り、手作業での稲刈りに脱穀と手間暇かけての作業。しかし、手間暇かけて育てた稲であるからこそ、新米を食べられる喜びはひと塩でしょうね。皆さん、来年もよろしくお願いします!新規参加者も募集中です。ぜひ、棚田で一緒に稲を育ててみませんか
?

前回ハサがけした稲をハサからおろす作業の「稲あげ」については、開催日までに雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気だったため、事前にスタッフで稲あげを行いました。脱穀の時に稲が乾燥しているかどうかが大切なのです。「変わりやすいのは乙女心と秋の空」とよく言ったもんだなぁ~と感嘆してしまいます。
そういうわけで、今回最初の作業は脱穀です。写真のようにハーベスターの左側から稲をいれるとモミとワラに分かれて出てきます。モミは袋の中へ、ワラは右側に出ます。

出てきたワラは写真のように束ねていきます。

ハーベスターは2台しかないため、脱穀作業と同時進行で「ハサ壊し」と季節外れの「ハサの支柱建て」を行いました。
中ノ俣は豪雪地帯!ハサの竹を取り外しておかないとハサがすべて壊れてしまう恐れがあるため、ハサ壊しを行いました。

取り外した竹は支柱に立てかけ、まとめて縛ります。

実は9月30日に到来した台風17号の影響でハサが支柱ごと倒れてしまいました。ハサの支柱を一から建て直すのはなかなか大変!そのため、人手のある時に支柱を建ててしまいたい!ということで季節外れではありますが、ハサの支柱建ても行いました。ハサの支柱建ても行うハサ作りは、お盆過ぎ~稲刈り前までに行うのが一般的です。
棚田学校の参加者の方からハサの支柱にちょうどいい太さ・長さの杉の木をいただきました。まずは枝が出ている部分や凹凸がある部分をチェーンソーで切ってなめらかにし、杉の皮を剥ぐ作業から。

杉の皮剥ぎは女性陣の仕事。木にナタで切れ込みを入れ、その部分をひっぱるとキレイに皮がはがれていきます。

その作業の様子を棚田学校最年少参加者の女の子が川柳にしてくれました。
「なたではぐ さけるチーズの杉の皮」
ステキな川柳ですよね!話は変わりますが、今回、棚田学校参加者の方々に川柳を書いていただきました。来年の春にこれら川柳を棚田の展望台へ飾る予定です。ぜひ、力作の数々を鑑賞しに棚田へお越し下さい♪そして、皆さんも棚田で川柳を読んでみませんか?
次に支柱を建てていきます。スコップと同じぐらいの長さまで穴を掘り、そこへ支柱を入れます。

3分の1まで土を入れたら、重みのある木で土を叩いて土を固めます。それを繰り返して支柱の根元部分をしっかり埋めていきます。

休憩時間には恒例の小昼タイム!今回の小昼は「ぼたもち」。棚田で採れたもち米“あくでん”を使用した粒あんとゴマのぼたもち。「ぼたもちが食べたかったの!」とすごく喜んでもらえ、美味しそうに食べてくれている様子をみると、作り甲斐を感じます。


午後からは、もみすりの機械が置いてある共同作業所でもみすり作業。もみすりとはモミからモミ殻を取り除いて玄米にする作業です。
今回ですべての作業が一段落し、夕方からは棚田学校の慰労会。棚田学校の参加者に講師陣が勢揃い!バーベキューに参加者の方が作ってくれた中華スープ、お母さん方の差し入れのおかずの数々が机に並びました。

美味しい料理を味わいながら、お酒を飲みかわし、ワイワイガヤガヤと楽しい雰囲気。会の最後には、参加者の方々から一言ずついただきました。ご夫妻で参加されている方からは、「棚田の作業を通して夫婦の愛

皆さん、1年間お疲れ様でした!

今回で今年度の棚田学校は終了となります。田の畦塗りから始まり、手作業での田植え、田の草取りに炎天下の中での草刈り、手作業での稲刈りに脱穀と手間暇かけての作業。しかし、手間暇かけて育てた稲であるからこそ、新米を食べられる喜びはひと塩でしょうね。皆さん、来年もよろしくお願いします!新規参加者も募集中です。ぜひ、棚田で一緒に稲を育ててみませんか

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